クロストーク

若手が本音でトーク
「世界のモノづくりは
私たちが支える!」

太陽工機は、工作機械の中でも「研削盤」という機械を専門にしており、特に業界で初めて開発した「立形研削盤」を中心に製造し、世界のモノづくりを支えています。太陽工機はお客様の要望に応じて、機械1台1台がオーダーメイドでカスタムをほどこすため、エンジニアがそれぞれの専門部署で力を発揮し、その力をつなげ、お客様にとっての最適解を実現することが必要です。今回は、機械設計・制御設計・組立・立会検収・サービス部門で活躍する5名の社員に「太陽工機で働くということは?」を本音で語ってもらいました。

メンバー

  • 社員A 製造部立会検収1課
    大型機立会検収チーム
    2023年 新卒入社
  • 社員B 技術部新規開発課
    設計チーム
    2021年 新卒入社
  • 社員C 制御部制御設計2課
    大型電装チーム
    2019年 新卒入社
  • 社員D 製造部製造2課
    小型機組立チーム
    2017年 新卒入社
  • 社員E 修理復旧部サービス課
    サービスチーム
    2015年 キャリア採用

入社を決めたきっかけは?

社員A
高校では機械系コースだったので、自宅から通えるエリアで機械メーカーを探しました。合同会社説明会で5社の話を聞き、大型の機械を組み立てるという仕事内容と、社員に若い人が多いことがわかって当社に絞り込みました。
社員B
私も機械系の知識を活かしたいのが一番です。山形県出身なので、近隣県の機械メーカーで、年収や福利厚生の良い企業を探ったところ当社がヒット。調べてみると、立形研削盤というニッチな市場でトップシェアの開発元だから業績が安定していること、コンスタントに新機種を開発していて技術力も高いと思って、入社を決めました。
社員C
大学で学んだことを活かしたいのは私も同じ。電気電子工学コースに所属していたので、少しでも電気に触れられる仕事をしてみたいと思い、制御設計の仕事がある当社を受けました。大学の先輩が当社にいるとわかったのも決め手の一つでした。
社員D
自分は大学の専攻というより趣味かな。バイクが趣味で機械いじりが好きなので、機械を一から組み立てる作業は自分に合っていると感じ、志望しました。
社員E
私は長岡花火です!長岡花火を見に行ったら当社が協賛していて、花火が上がるときに社名が呼ばれたんですよ。「これはすごい、大手なんだ」と思って(笑)。もちろんそれだけじゃないですよ、もともと立形研削盤を生み出した技術については知っていて、関心はありました。

今の仕事内容は?

社員A
大型機の立会検収をしていますが、この仕事は社外の人にはわかりにくいみたいで、よく聞き返されます。立会検収は、機械が組み上がった後、求められる加工精度が出ているかどうかを確認する仕事で、立ち上げから出荷まで、また国内のお客様なら納入後に先方の工場に行って試運転まで担当します。
社員D
組立と立会検収は忙しい時期がかぶるよね。
社員E
そうやってみんなが「作るぞー!」と頑張って出荷数が増え、会社としてアフターサービスに力を入れ始めたので、修理復旧部も忙しい(笑)。今は、過去の事例データを平均化して見積もりをスピードアップすること、同時に、急なメンテナンスにも対応できるように部品をストックすることにも取り組んでいます。
社員C
制御設計の課題も効率化です。生産機の制御盤、操作盤、ケーブルの設計をしていますが、オーダーメイドで対応に時間や手間がかかるので。効率化のためのアイディアをまとめて改善提案につなげたいと思っています。

印象に残るプロジェクトは?

社員B
大型機ではクーラント液が漏れないようパーツ同士の継ぎ目にシリコンを充填するのですが、これが難しく、いわゆる職人技。開発では課題の一つなんです。シリコンがいらないように継ぎ目を外に出さない形にしよう、カバーを本体に貼ることにしようなど、半年かけて試行錯誤し、最終的に漏れない!と分かったときには「やったー!」、忘れられない成功体験になりました。
社員D
私はヒヤッとしたことがあります。高さ4m以上の非常に大きな特注機が組み上がって、いよいよ出荷前日を迎え、移動のための固定具装着というときに、工具同士がぶつかるアクシデントが…。幸い同型の工具が社内にあって入れ替えられたので、事なきを得ましたが、それ以来、「干渉」に敏感になりました。
社員E
みんなが通る道なんだよね。一つに集中して、他の面が見えなくなる――みたいなことは。それを次に活かせるかが大事なんだと思います。
社員C
入社1年目の秋、水害でお客様の工場へ、制御部の一員として行ったことがあります。機械の高さ半分ほどまで水に浸かるという厳しい状況で、自分にできることはわずかでしたが、1週間、ひたすら作業を続けました。あのとき、お客様のためにできることをするのが役割なんだと感じたことは忘れられないし、大事にしなければならないと思っています。

将来の目標は?

社員D
機械の種類やサイズによって組み立て方が全然違うので、製造ではチームに分かれて仕事を進めています。私は今まで3チームの所属経験があり、若手の中では経験チーム数が多いです。いろいろなチームで経験したことを活かして、組立の底上げをしていきたいと思っています。
社員A
私ももっと経験を積みたいです。加工では「表面粗さ」は数値で表されますが、良すぎて模様や線が出ることがあるんです。数値だけでなく、模様や線という見た目や質感の次元になると、実験や経験を積んでいくしかないと思っています。
社員B
今は機械設計ですが、コスト管理や英語など、マルチに力をつけていきたいと思っています。英語のスキルアップについては、海外の展示会でアテンドしたとき、資料が英語だと歯が立たないという経験をしたので、自分的には急務です。資料作りとプレゼンができるようになって、海外のお客様に納得してもらえるように頑張ります。

太陽工機の自慢をお願いします!

社員A
工場です。試運転のためお客様の工場に伺うことが多いのですが、その度に、当社工場の夏も冬も快適な空調、明るく広く、きれいな空間との違いに直面し、「うちの工場は本当にきれいで働きやすい環境」と実感します。
社員D
子育て世代に優しいことです。私自身、子どもが生まれてから、子ども手当てや育休の取りやすさがいいなと思っています。「子どもが1歳になるまでに1カ月は休もう」を社内で推進していて、私も育休を取らせてもらいました。
社員E
クラブ活動がさかんなこと。私が所属しているフットサル同好会は、以前は限られた人の小規模で活動していたのですが、クラブ活動に承認されてからは43名の大所帯に!会社から活動費の補助もあり、施設を借りたりして本格的に活動しています。ほかにも、バスケ、野球、写真、英語などのクラブが活動しています。
社員B
補助と言えば、各部署で行う飲み会や食事会にも出ますが、あれも大助かりです。さらに、社食も無料なので、何かとお金がかからない会社だと思います。
社員C
私が思う自慢は「人」かな。会社見学の時にも、働いている人たちの雰囲気がいいなと思いましたが、入社してまさにその通りでした。上司も先輩も相談しやすく、支えてもくれるから、「応えたい」と思えるんです。